レシートは受け取っておこう
2014年4月6日
支出を確かめる上でレシートは重要
支出を確かめようのページで、支出を見つめなおす重要性を述べた。
収入を増やす事はもちろん重要だ。
そして、収入と同じくらい、支出を減らす事も重要だと僕は考えている。
僕は家計簿をつけている。
家計簿をつけている理由は、月の支出を把握しておきたいからだ。
家計簿を記帳する為には、レシートは必須だ。
レシートという記録がないと、記帳漏れが起こってしまう。
その日のうちなら、何を買ったか、金額はいくらだったかは覚えている。
しかし、3日も経てば忘れてしまう。
本を買ったという事は覚えているが、具体的な金額まで覚えている人なんてほとんど居ないだろう。
だから、商品売買の記録が記されているレシートは、僕にとって大切である。
多くの人にとってレシートは不要な存在らしい
多くの人は、収入を気にしている。
だが、その反面で支出はあまり気にしてないように思える。
そのように思う理由は、会計の際にレシートを受け取らない人が多いからだ。
レシートは商品売買を証明するものだ。
だから、店側は客に必ずレシート(もしくは領収書)を渡さなければならない。
それにも関わらず、こちらから言い出さないとレシートを渡してくれない店が増えてきた。 別に店側を批難しているわけではない。 レシートを渡さない店が多くなった理由は、客側がレシートを求めない割合が多いからだろう。
僕は学生時代にコンビニでアルバイトをしていた。 会計の際、レシートを渡しても、不要レシート入れに捨てる人は多かった。 それから、レシートがゴミ箱や駐車場に捨てられている事も多かった。 それだけならまだいいが、お釣りだけに手を伸ばしてレシートを払いのけられた事もあったし、「レシートはいらん!」と怒鳴られた事もある。
多くの人にとってレシートは不要な存在なのだろう。
レシートを受け取るだけで支出を考えるようになる
レシートの重要性を知る本を一冊紹介しよう。
「レシートを捨てるバカ、ポイントを貯めるアホ」だ。
まるでケンカを売っているかのようなタイトルだが、内容は堅実な節約書だ。
本書に記載された節約方法のうちのひとつに、「レシートを集めて眺める」というのがある。
最初にやる事は、実に単純で「レシートを受け取って、財布に入れる」だけだ。 これを続けていくと、財布にレシートが溜まっていく。 札よりレシートの方が多くなっていくだろう。
この時点で、想像以上に支出が多い事に気付くはずだ。
この方法は、視覚的にも有効だ。
1日1回外食をしているのであれば、2週間でレシートが14枚溜まる。
コンビニに寄ったり、休日に遊びに出かければ20枚を超えるだろう。
まずはレシートを受け取ろう。
それが、支出を見つめなおすきっかけになるはずだ。