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選挙で若者の意見を反映させるにはどうすればよいか

2014年12月13日

若者の投票率が低い

若者の多くは、選挙に関心がない。 その事実は、実際のデータにもはっきりと示されている。

衆議院議員総選挙年代別投票率の推移。第46回の若者(20~29歳)の投票率は37.89%。他の年代よりも低い。

衆議院議員総選挙年代別投票率の推移
参照:明るい選挙推進協会

データからわかるように、若者(20~29歳)の投票率は、他の世代よりも低い。 投票率が低い原因はいろいろあるだろう。

・政治に関心がない、興味がない
・政治家(政党)が信用できない
・仕事で投票に行く暇がない、気力がない

特に、最後に挙げた「仕事で投票に行く暇がない、気力がない」が一番大きいと思う。 日本の労働環境は異常だ。 仕事で長時間拘束される事が、日常茶飯事になっている。 そんな中で、「政治に興味を持て」と言う方が無茶だろう。

政党も若者を無視している

それから、政党も若者を無視している。
各政党の政策は、若者の興味を惹きそうな内容がほとんどない。

若者(20~29歳)の有権者数は、全有権者数の約13%でしかない。 さらに、上記のグラフからわかるように、若者の投票率も低い。
有権者数と投票率を含めて考えると、若者が選挙に与える影響は、わずか8%程度と非常に割合が少ない。
つまり、政党側の立場からすれば、「若者世代の票を取りにいく努力をするよりは、他の世代の票を重視した方が効率が良い」という事になる。

期限付き老人大国の完成

結果として、税金の多くは老人の為に使われる。 老人向けの政策だけが重視され、若者はないがしろにされる。
着々と老人大国が完成しつつある。

ただし、現在の若者が、数十年後に、高福祉サービスを享受できるとは限らない。
なぜなら、現在の高福祉サービスは、税金に加えて、多額の借金(国債)で賄われているからだ。

借金は、いつか返済しなければならない。 現在の高福祉サービスが永遠と続く事はありえない。

このまま、若者が政治から無視されるのは、日本にとって良くない事だ。 そこで、僕なりに、若者の意見を反映させるにはどうすれば良いかを考えてみた。

・若者の投票率を100%にする
・若者の投票率を0%にする

若者の投票率を100%にする

投票率を100%近くにする事で、他の世代と対等になれる。
だが、それだけではインパクトがない。 若者の投票率を100%にしても、全有権者数の13%程度でしかない。 これでは、若者の意見が政治に反映されるかどうかは疑問だ。

そこで、次の案を推したい。

若者の投票率を0%にする

投票率を0%近くにする。
つまり、選挙そのものを相手にしない方法を提案したい。
企業と従業員で例えると、従業員のストライキのようなものだ。

若者の投票率が0%(もしくは一桁台)という数字は、はっきり言って異常である。 国内にも、海外にも、「日本はおかしい」と思わせる事ができる。
特に、海外からの反応に期待したい。 日本政府に相当の圧力がかかるはずだ。

「若者の投票率を100%にする」より、「若者の投票率を0%にする」方が、インパクトがあり、効果が大きいと思う。
政府だけではなく、全国民が「なんとかしなくてはいけない」と、危機感を持つ事ができるのではないだろうか。

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