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支出を確かめよう

2013年8月18日

収入を増やすのは難しい

収入を増やすのは難しい。 定職に就いていても、昇給は微々たるものだし、ボーナスがない会社も多い。 僕が以前勤めていた会社では、昇給は一年間に時給10円アップ、ボーナスは当然のようになかった。 給与制度改定により、ほぼ全員の給与が下がった年もある。

それから、収入が減るだけでなく、収入そのものが途絶える可能性もある。 リストラにあった、会社が倒産した、事業に失敗した等、様々な要因があるだろう。 その場合、新たな収入をすぐに確保するのは難しい。 どうしても、一定の期間を要してしまう。

支出を減らす事は猶予期間を長くする事に繋がる

ある日突然、収入が0円になったと仮定する。 収入を確保するまでの猶予期間を単純な式で表すと、

猶予期間 = 貯蓄 ÷ 支出

になる(借金等は考えない)。

仮に貯蓄300万円、月の支出15万円とすると、

猶予期間(月) = 300万円 ÷ 15万円(月)

となり、猶予期間は20ヶ月(1年8ヶ月)だ。

月15万円の支出を、月10万円に抑えたらどうなるだろうか。
猶予期間は、30ヶ月(2年6ヶ月)に伸びる。
さらに言うと、働いていた期間にも月の支出を10万円に抑えていたら、貯蓄はもっと増えていたはずだ。 新しい仕事を探すにしても、何か事業を興すにしても、猶予期間は多ければ多いほど良い。

収入のコントロールは難しいが、支出のコントロールはし易い

猶予のある期間を延ばすには、貯蓄を増やす、または、支出を抑えるしかない。 そして、貯蓄を増やすには、収入を増やす、または、支出を抑えるしかない。 先に述べたとおり、収入を増やすのは簡単な事ではない。 場合によっては減る可能性もある。 しかし、支出を減らす事は、貯蓄を増やす事に繋がり、猶予期間を長くする事にも繋がる。

無駄な支出がないか見直そう

支出を減らす事の重要性を述べた。 だが、別に節約を強要しているわけではない。 食費は削りたくないとか、パチンコ費は減らしたくないとか、人によって事情は異なるだろう。 支出を減らす事に躍起になり、ストレスを溜める必要なんてない。

節約はほどほどに。無理に支出を減らしてストレスを貯める必要はない。

自分にとってはどうでもいい事にも関わらず、割合的に出費が多い支出項目があるかもしれない。 自分の支出がどのような割合になっているかを確認していくべきだ。

次のページから家賃や食費、光熱費など、支出を減らせる余地があるかひとつひとつの項目を考察していく。

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