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投資

2013年12月4日

投資とは

投資の意味を調べたところ、

投資(とうし、英語:investment)とは、主に経済において、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指す(現代において、生産能力の増加しない商業活動はこれに含まない)。広義では、自己研鑽や人間関係においても使われる。

とある。

日本において、投資のイメージがものすごく悪い。
「楽して稼ごうとすると痛い目に合う」とか「お金は堅実に稼がないとダメ」といった考えを持っている人は多い。
また、「株で借金を負い、中央線に飛び込んだ」とか「先物取引で業者に資産を任せてたら大損した」といったような話を聞いて、手を出したくないと思っている人が多いのではないだろうか。

投資は悪ではない。
投資をする人、投資を受ける人はいわゆる「win-winの関係」だ。
例えば、「お金は余っているが儲けるアイディアがない人」と「儲けるアイディアはあるがお金がない人」が居るとする。 両者が上手く出会えれば、「余っているお金」と「儲けるアイディア」が上手く噛み合う。 まさに「win-winの関係」だ。

他人にまかせてはダメ

投資のイメージを、日本の業者が率先して悪くしたように思える。
上記の「先物取引で業者に資産を任せてたら大損した」の具体的な話をしよう。

先物取引会社は、なにかしらの方法(電話勧誘、ダイレクトメール等)で顧客をゲットする。 その顧客のお金をどうするかというと、何の意味もない取引を繰り返す。 なぜそんな事をするのかと言えば、会社として「手数料」がほしいからだ。 先物取引でも株でも取引する際には、手数料が発生する。 手数料は業者の利益になる。 つまり、先物取引会社は意味のない取引を繰り返し、顧客のお金を吸い取っている。
この話は数年前に聞いた事だが、現在も行われているか、もしくは手法を変えて似たような事をやっているだろう。

これは、「win-winの関係」とは程遠い。 こんな事をやっていれば、投資に対するイメージが悪くなるのも当然だ。 本来であれば、顧客のお金を会社が上手く運用して利益を上げ、顧客と会社双方の利益になる形が正しい姿だ。

僕の考えとしては、信用できないのは投資関連の会社であって、投資そのものではない。 自分の資産は大切なものだ。 上記の事で言えるのは、「大切な資産を何も考えずに他人に任せてはいけない」という事だ。

社畜グレイイラスト、投資は他人に任せてはいけない。自分で判断して投資先を決めよう。

日本とアメリカの投資教育の違い

日本人は投資(というよりお金や経済全般)に関しての知識が乏しい。 それはなぜかというと、投資全般に関する教育が一切なされていないからだ。 自分から投資に関する情報を得ようと思わなければ、一生投資についての正しい知識を得る事はできないだろう。

例えば、アメリカでは投資の教育を積極的に行っている。 学校では株についての教育を行う。 裕福層の親ほど、積極的に子どもに投資教育をしている。 小学生の時点で株式投資をしている子も居るくらいだ。
そして、投資の教育をしているので、自然とお金の流れ--すなわち経済についても詳しくなる。 アメリカは、全世界の経済を能動的に動かしている存在だ。

一方、日本はどうだろうか。 前述のとおり、日本では投資教育が行われていない(そもそも教師に投資の知識がない)。 僕が覚えているのは、「暗黒の木曜日」とか「石油ショック」とかそんな単語くらいだ。
(テストの為に暗記したが、何の意味があったのかいまいちわからない)
そして、投資教育をしていないので、お金の流れ--すなわち経済を知らない。 日本は、世界的な経済の動きに対して、常に受動的にならざるを得ない。

例えば、2007年にリーマンショックという事件があった。 リーマンショックが引き金になり、世界的金融危機となった。
アメリカが出来事の発端なのにも関わらず、アメリカの経済回復は早かった。

それに対し、日本はどうだろうか。 日本は他国の出来事の影響を受け、経済がボロボロになった。 当時の日経平均株価18000円台であったが、最大6000円台にまで下落した。 国の対策は遅れに遅れ、企業は何もする事ができず倒産もしくは停滞、衰退し、国民はオロオロするばかりだ。
そして、日本はリーマンショックから未だに立ち直れていない。

日本とアメリカで、経済的な力の差がわかった出来事だと思う。 投資教育を行った場合と行わなかった場合、どちらが良いかは言うまでもない。

投資と経済の勉強をしよう

僕の話をしよう。 僕は、上記で実に偉そうな事を述べている。 だが、投資を始めた理由は「FXで楽してお金を稼ぎたいから」だ。

FXを始めるまで、経済についてはまったくの無知であった。 リーマンショックとか言われても、当時は「世界的になんかすごい事が起きてるんだなぁ」くらいのバカ丸出しの認識だ。 もちろん、そんな知識や考えで勝てるわけがない。 負け額が10万円を超えた当たりで真剣に考えるようになった。 そして、月の収支がプラスになった。 FXの勝ち負けは抜きにして、お金の流れ--経済がわかるようになってきた。

始めたきっかけは低俗なものかもしれない。 しかし、投資を始めてから自然と経済には詳しくなった。

基本的に、人間は知らないモノを怖れる。 投資をしない人の大半は、「株とかFXとか先物取引は得体の知れない怖ろしいモノ」と感じているだろう。 知らないモノに対する恐怖を克服するもっとも簡単な方法は、「知る事」だ。 知ってしまえば、怖いモノではなくなる。

「楽して稼ごうとすると痛い目に合う」とか「お金は堅実に稼がないとダメ」といった考えは、「なぜ楽にお金を稼いじゃダメなの?」と相手に疑問を投げかける事ができる。
「株やFXで借金を負い、中央線に飛び込んだ」といった話は、「無謀なギャンブルに挑んだんだな」と考える事ができる。
「先物取引で業者に資産を任せてたら大損した」の話も、「大切な資産を業者任せにするのが悪い」という事がわかる。

投資に興味があるけど怖くて手が出せない人は、まずは「知る事」から始めよう。 株に興味があるなら、本屋で初心者用の本を買ってもいいし、初心者用のサイトで勉強をするのも良い。
投資と経済について詳しくなる大事な第一歩だ。

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