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求職者支援訓練(元・基金訓練)

2013年8月21日

社畜グレイイラスト、求職者支援訓練を活用しよう。お金を貰いながら学べる良い制度です。

求職者支援訓練を活用しよう

稼ぐ手段として、求職者支援訓練を入れるのはおかしいかもしれない。
だが、良い制度だと思う。
求職者支援訓練がもっと一般的に広まれば良いと思うので、当サイトでも紹介する。

求職者支援訓練をざっくり説明すると、給付金を貰いながら、就職に有利なスキルを身に付ける事ができる制度だ。
給付金が欲しい人は、以下の条件をすべて満たせば貰う事ができる。

1.ハローワークの指示により、求職者支援訓練または公共職業訓練を受講する方
2.雇用保険被保険者ではない、また雇用保険の求職者給付を受給できない方
3.本人収入が月8万円以下の方
4.世帯全体の収入が月25万円以下(年300万円以下)の方
5.世帯全体の金融資産が300万円以下の方
6.現在住んでいるところ以外に土地・建物を所有していない方
7.全ての訓練実施日に出席する方(やむを得ない理由がある場合は、支給申請の対象となる訓練期間の8割以上出席している)
8.訓練期間中~訓練終了後、定期的にハローワークに来所し職業相談を受ける方
9.同世帯の方で同時にこの給付金を受給して訓練を受けている方がいない方
10.既にこの給付金を受給したことがある場合は、前回の受給から6年以上経過している方

簡単に言えば、本人と世帯の収入が一定以下で、資産が300万円以内であれば給付金を受給できる資格がある。
詳しくは厚生労働省のホームページ、職業訓練受講給付金(求職者支援制度)を参照してほしい。
または、ハローワークの職業訓練コーナーの職員に聞いてみよう。
詳しく説明してくれる。

時給に換算すると約1200円

給付金は月10万円+交通費だ。
この10万円を時給に直してみる。
僕が受けた訓練では、一日の講義が50分×5講義で250分(休憩時間のぞく)、月平均20日間通う。
時給に換算すると約1200円になる。
(時給 × 一日の労働時間 × 月の労働日数 = 給付金)
(時給X × 4.17時間(250分) × 20日間 = 100000 で計算)

通常のバイトと比べると時給が高い。
この点でも、訓練に受講する価値があると思う。

訓練によって違うが、ほとんどの訓練コースの期間は半年だ。
失業手当てと求職者支援訓練の給付金を収入とするなら、併せれば大体9ヶ月間程度、働かなくても生活していける(もちろん節約は必要)。

また、給付金を貰わず、訓練を無料で受ける事もできる。
お金に余裕のある人は、通ってみてもいいだろう。
社会に出て、働くようになってからも、学ぶ場があるという事は実に貴重だ。

僕が実際に求職者支援訓練を受講した体験談

僕はWEBデザイナーになる為のコースを受講した。 受講理由は以下の3点だ。
①サイトのデザインを良くしたかった事
②サイト作りの基礎を学びたかった事
③給付金がほしかった事

朝9時開始で終了が14時半だった。
一般的な仕事より早く終わるので、自分の時間が確保できる。
僕は、この期間に学びつつ、自分のやりたい事を思う存分やっていた。
当サイト「脱社畜学」は、求職者支援訓練中にほとんどの部分を制作した。

訓練を受講して良かった事がある。
自分で作った作品を、講師や周りの訓練生から評価してもらえる事だ。
当サイトも、以下のような貴重な意見を頂いた。

「タイトルのデザインはインパクトがあって良い」
「もっと文章の間隔を空けたが見やすい」
「ナビゲーションは、タイトルと合うようなフォントの方が良い」
「テキストサイトであっても、イラストがあった方が目休めになる」
「段落で重要な箇所は、強調した方が読みやすくなるし、SEO対策になる」

褒められれば嬉しい。
ダメ出しされれば落ち込んだりするが、改善につながる。
何もかも一人で制作するのと比べて、独り善がりな作品にならない。 訓練を受講して良かったと思う。

目標を持って求職者支援訓練を受講しよう

何の目標もなく過ごしているとあっという間に、時間が過ぎていく。
だから、求職者支援訓練を受講するなら、訓練を受ける前に目標を定めるといいだろう。
求職者支援訓練を利用し、自分のやりたい事をやる期間とするのがオススメだ。

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